最近、Instagramの運用について、
- リール動画をやった方がいいですか?
- フィード投稿はもう意味がないのでしょうか?
というような質問をいただくことが増えました。
結論から言うと、リールとフィードはどちらも重要ですが、役割が違います。
本記事では、マーケティング視点から見た「リール」と「フィード」の役割の違いについて解説します。
近年のInstagramで成果につなげる考え方まで解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
なぜ今リール動画が重要と言われているのか?

インターネットでInstagram運用について調べると、
- とにかくリールが大事
- リールをやらないと伸びない
といった情報を目にする機会が増えています。
では、なぜここまでリール動画が重要視されるようになったのでしょうか?
リールは”フォロワー以外”に届く投稿形式
現在のInstagramでは、リール動画が非フォロワーに届きやすい設計になっています。
フォローしていないアカウントの投稿でも「おすすめ」として表示されるため…
アカウント規模が小さくても多くの人に見てもらえる可能性があります。
拡散・認知フェーズを担う役割
マーケティング視点で見ると、リール動画は以下の役割を担います。
- 新しい人に存在を知ってもらう
- 興味・共感を持ってもらう
- プロフィールへ誘導する
つまりリールは、「見つけてもらうための入口」として機能する投稿形式ということですね!
フィード投稿はもう不要なのか?

リール動画の重要性が高まるにつれて、「フィード投稿はもう意味がないのでは?」と感じる方も少なくありません。
結論から言うと、フィード投稿は不要ではありません。
むしろ現在は、役割がより明確になった投稿形式と言えます。
フィード投稿は主に、
- サービス内容や考え方の整理
- 強み・実績の可視化
- 信頼できるかどうかの判断材料
として使われています。
リール動画で興味を持ったユーザーが、プロフィールとフィードを見て判断する流れは今も昔も変わりません。
リール動画とフィード投稿の役割を比較してみた

ここまでを整理すると、リールとフィードは
"どちらが優れているか"
ではなく、そもそもの役割が違うことが見えてきます。
違いを表で分かりやすく整理してみましょう。
| 項目 | リール動画 | フィード投稿 |
|---|---|---|
| 主な役割 | 認知・拡散 | 信頼・理解 |
| 届く相手 | 非フォロワー中心 | フォロワー・検討層 |
| 発見のされ方 | 偶然表示される | 意図的に開く・みる |
| 目的 | 興味を持ってもらう | 評価・判断してもらう |
このように、どちらか一方だけでは、SNSとしての役割は不十分になりがち。
入口(リール動画)と受け皿(フィード投稿)、両方が揃って初めて機能するというのが、今のInstagramの特徴です。
Koa.officeがリール動画とフィード投稿を分けて考える理由

Koa.officeでは、リール動画とフィード投稿を「同じSNS投稿」としては扱っていません。
なぜなら、この2つの役割を正しく理解せずに運用すると、
”どれだけ投稿を続けても“成果につながらない状態”に陥りやすいから”
です。
SNS運用を「作業」で終わらせず、集客・売上・採用といった成果につなげるために…
Koa.officeでは意図的に役割を分けて設計しています。
理由①: 役割が明確に異なるため
先ほども解説した通り、リール動画とフィード投稿は担っている役割がまったく異なります。
・リール動画:新しい人に見つけてもらうための「入口」
・フィード投稿:興味を持った人に判断してもらうための「受け皿」
この違いを意識せずに運用すると、
- リールで説明しすぎて離脱される
- フィードで拡散を狙って内容が薄くなる
といったもったいない状態が起こりがちです。
Koa.officeでは、「どの投稿で何を担わせるのか」を最初に整理し、それぞれに適した企画・構成・伝え方を設計します。
理由② :SNSを“作業”で終わらせないため
投稿を続けること自体が目的になると、
頑張っているのに成果が出ない
というネガティブな状態に陥りやすくなります。
このような状況を防ぐためにも、Koa.officeではマーケティング視点で導線まで設計するSNS運用を重視しています。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
- リール動画とフィード投稿は、どちらも重要
- リールは「見つけてもらうための入口」
- フィードは「信頼してもらうための土台」
- 大切なのは、ゴールから逆算して使い分けること
このようにSNS運用は、投稿数や流行に振り回されるより、なぜこの投稿をするのかを考えることが成果への近道です。