高校野球の聖地・甲子園で輝く注目選手、横山温大（よこやま・はると）さん。
生まれつき左手の指がないというハンディを抱えながらも、ひたむきにプレーする姿は、多くの人の心を打っています。
そんな横山選手の強さの裏には、いつもそばで支えてくれる家族の存在がありました。
この記事では、横山温大さんの家族構成と、父・母・兄・姉との感動的なエピソードをわかりやすく紹介します。
横山温大の家族構成まとめ
まずは、横山温大さんの家族構成を見ていきましょう！
- 父：直樹さん…年齢非公表／50代前後と推測
- 母：尚美さん…年齢非公表／40代と推測
- 兄：昂大さん…28歳（2025年8月現在）
- 姉：香穂さん…24歳（2025年8月現在）
- 本人：温大さん…18歳（2025年8月現在）
横山温大と父・直樹さんとの心温まるエピソード3選
横山温大選手が、甲子園の舞台で堂々とプレーできるのは、技術や努力だけでなく「心の強さ」があるからです。
その心を育てたのが、父・直樹さんの存在でした。
ここでは、そんな父子の絆を感じられる心温まるエピソードを紹介します。
エピソード①：父の言葉が原動力に
横山温大選手がまだ小さいころ、生まれつき左手の指がないことに悩んでいた時期がありました。
そんなとき、父・直樹さんがかけたのがこの言葉です。
できない理由を探すな。できる方法を考えろ
このひと言が、横山温大選手の心に強く残り、前向きな気持ちで野球を続ける原動力になったそうです。
また、試合でミスをして落ち込んでいた時には、「おまえならできる」と背中を押してくれたことも。
父のかける言葉の一つ一つが、横山温大選手を心身ともに強くしてくれたのでしょう。
エピソード②：キャッチボールが日課
幼い頃から父・直樹さんとよくキャッチボールをしていた横山温大選手。
左手のグローブをはめるのが難しい中でも、直樹さんは工夫しながら、温大選手が自信を持てるように練習に付き合ってくれました。
横山温大選手にとって、「野球＝お父さんとの時間」でもあったのです。
エピソード③：応援弁当と送迎の思い出
練習や試合の日には、朝早くから車で送ってくれたり、応援に駆けつけてくれたりした直樹さん。
横山温大選手は、
父が作ったお弁当がうれしかった
と語る場面もあり、表には出さなくても、毎日の行動で支えてきた父の愛情が伝わります。
横山温大の母は料理上手！ほっこりエピソードを紹介
父・直樹さんが「精神的な支柱」だったとすれば、母・尚美（なおみ）さんは「温もり」で横山温大選手を支え続けた存在です。
毎日のごはん、体調管理、練習後の疲れを癒す言葉…。
母親ならではの愛情は、横山温大選手の原動力となっています。(上の画像は幼い頃の温大選手)
ここでは、母・尚美さんとのエピソードをご紹介します。
苦手な野菜も食べられる工夫
横山温大選手は子どもの頃、野菜があまり得意ではなかったそうです。
そんな彼のために、母・尚美さんは野菜を細かく刻んで、カレーに混ぜる工夫をしました。
お母さんのカレーが一番好き
という横山温大選手の言葉からも、食事に込められた母の愛情が伝わってきます。
心の支えとなる「おかえり」
きつい練習や、悔しい試合のあと、どんなときも母・尚美さんは、温大選手を「おかえり」と迎えてくれたといいます。
この何気ないひと言が、息子にとっては「一番安心できる瞬間」だったのだとか。
家庭の中での母の存在が、横山温大選手のメンタルを整える大きな力になっていました。
横山温大と兄弟のエピソード
横山温大選手には、兄・昂大さんと姉・香穂さんという二人の兄姉がいます。
年が離れているからこそ、大人の目線で支えたり見守ったりしてくれる存在。
横山温大選手がどんな時でも前向きにいられるのは、この兄弟のやさしい絆があるからかもしれません。
兄・昂大さんは野球の原点であり心の支え
兄の昂大さんとは、11歳年が離れていますが、横山温大選手が野球を始めたころからずっとそばにいました。
キャッチボールや素振り、試合のアドバイスなど、技術面でも精神面でも頼れる存在です。
温かく見守る兄の姿勢に、温大選手は何度も救われてきました。
姉・香穂さんはやさしく見守る応援団
姉の香穂さんとは、直接野球のやりとりは少ないものの、心を支える存在です。
試合前に「がんばってね」とLINEを送ってくれたり、活躍をSNSで応援してくれたりと、そっと背中を押してくれる存在。
温大選手も、「姉の応援は心が落ち着く」と話しています。
家では兄とともに、温大選手の話をじっくり聞いてくれるなど、家族の中でも特に感情のよりどころになっているようです。
まとめ
今回は横山温大選手の家族構成について紹介しました。
彼が甲子園という大舞台で活躍できるのは、家族の支えがあったからこそ。
父・直樹さんの前向きな言葉、母・尚美さんの優しさ、兄弟のやさしい応援。
一人ひとりが違った形で温大選手を見守り、支えてきました。
そんな温かい家庭環境が、横山選手のひたむきなプレーの原点なのかもしれません。